毎日うだるような暑さが続き、エアコンが欠かせない季節ですね。
そんなある日、お客様から一本のお電話をいただきました📞
「最近エアコンつけても、ぜんぜん冷えんのよ〜…」

不安そうに相談される様子が伝わってきます。
さっそくお宅を訪ねて、まずはエアコンの室内機をチェック。
すると、風は出ているものの、エラーランプも点灯しておらず、特に異常は見当たりませんでした。
「これは、もしかして…」と気になって、
おばあちゃんと一緒に外の室外機を見に行ってみると……
❗ 原因はここでした

遮熱カバーが、室外機の吹き出し口を完全にふさいでいました!
最近よく見かける「室外機の直射日光対策カバー」。
確かに日よけにはなるのですが、使い方を間違えると逆効果になることもあります。
このようにファンの前面をふさぐ設置をしてしまうと…
⚠️ エアコンに起こるトラブル
・熱が逃げられず、冷房能力が大幅に低下
・エアコンがフル稼働し続け、電気代が上がる
・最悪の場合、室外機の負担が増えて故障の原因にも!
正しい知識を知っておくだけで違います

室外機の構造と放熱の仕組みについて、おばあちゃんと一緒に確認中。
遮熱カバーそのものは悪いわけではありません。
大切なのは「どこを覆うか」ということ。
✅ 上部だけに取り付けて日差しを防ぐのはOK
❌ 前面をふさいでしまうのはNG
こうしたポイントを知っておくだけで、エアコンの寿命にもつながります🌿
冷え始めた室内に、自然と笑顔

冷たい風がスーッと流れて、おばあちゃんも安心した表情に。
✔️ 最後にひとこと
私たちが現場で実際に見てきた中でも、
**「遮熱カバーの設置ミス」**がエアコンの不調の原因だったケースは少なくありません。
室外機まわりの見落としがちなポイントも、
少し意識してみることでエアコン本来の性能をしっかり発揮できます。
正しい知識を知っておくだけでも、夏を快適に過ごす手助けになるかもしれません🌿
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