菊間瓦の袖山瓦工業株式会社 袖山様より、美術陶器 来年の干支にちなんだ、額瓦を頂きました。

お便り

正義の味方 べんりMAN 協力業者、

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菊間瓦の袖山瓦工業株式会社 袖山様より、美術陶器 額瓦を頂きました。(感謝)

 

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来年は 申年、、、

 

申年にちなんで、、、

 

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大変高価なものありがとうございます。
来店してくれたお客様が一番よく見える一等席に飾っておりますので、皆さんみに来てくださいね。

 

新年そうそうの、大規模な瓦の葺き替え工事を予定しておりますので、みんなで力をあわせて頑張りましょうや~ね~。

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正義の味方 べんりMAN協力業者
柚山瓦工業株式会社様のご紹介。

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お寺からオブジェまで、もちろん住宅も、どんな屋根でもご対応いたします。
屋根は住宅の中でもとても大切な役割を担っています。部屋の中から水漏れに気づいてからでは手遅れです。
「ちょっと気になるな」と思ったら、一度チェックし、小さな規模のうちに直すのが一番の手段です。
しかし中々そうはいきません。
当社では、製造から施工まで、完全自社管理しています。腕利きの職人が、小さな規模でも丁寧に施工させていただきますので、屋根の工事をお考えでしたら是非一度ご相談ください。
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代表取締役
柚山 一文

 

今治市菊間町(朝日新聞)


・輝く瓦 伝統と技息づく
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今治市菊間町の海沿いの国道を車で走ると、「瓦」の文字が入った看板がいくつも目に飛び込んでくる。軒を連ねる瓦業者たちの手から生み出される特産の菊間瓦は、いぶし銀の輝きを長く保ち、和風建築によく映える。特殊な形の役物瓦や鬼瓦も含め、種類は数百に上る。
温暖少雨の気候や、粘土を運ぶ船便などの条件に恵まれ、700年以上前から発達した。だが、全国の産地で機械化、大量生産化が進み、出荷枚数はピーク時の3分の1に落ち込んだ。

震度7に耐える新作も

「品質の良さは5年たてばわかるのに、安い瓦に押される。食べていけないと後継者も育たない」。菊間町窯業協同組合の津田光利理事長(56)は嘆く。組合員も11月で32社まで減り、全盛期の半数以下だ。
ただ、10代も含めた若手中心の従業員が支える工場もある。柚山瓦工業の柚山通孝さん(31)は「瓦を作る父の姿を小さい頃から見ていた。天職と思ってます」と笑う。時代のニーズに合わせようと、材料はそのままで、窯の焼き方だけを変え、茶色に仕上ることに成功したところだ。
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10人に満たないという鬼師の一人、菊間鬼瓦製作所柚山高勝さん(70)を尋ねた。作業場には、繊細さと力強さがあふれる竜や鶴松が刻み込まれた水板が並ぶ。松山市郊外の県武道館入り口にある対の大鬼瓦(縦、横約4メートル)のデザインも手がけた。「同じ目の高さで子どももみるから、あまり顔をきつうにせん方がいいかなと」。目をくりぬかずに置いた鬼は愛嬌さえあるようだ。「自分の仕事が何十年も残る。うれしいもんですよ」

菊間瓦の伝統を保存・紹介するかわら館の実習館では、瓦の材料の粘土で細工体験ができ、幼稚園児からデイサービスで訪れるお年寄りまで、年間約3,500人が利用する。子どもの成長記録として取る手形も人気だ。職員は「菊間の観光の目玉として育てたい」と期待をかける。

窯業共同組合は今春、震度7の地震や大型台風にも耐える防災瓦を開発した。すでに数社が生産の中心に据えている。津田理事長は、「暗いことばかり言うても始まらん。たとえ瓦屋が10軒になろうと、残す努力を続ければいつか道が開ける」と力を込めた。

<朝日新聞 2005年12月5日(月)より>

菊間瓦の弱点を改善(愛媛新聞)

・耐寒性向上 販路拡大へ

地元企業と県試験場開発
今治産花こう岩砂配合

寒冷地に適さないとされる菊間瓦のウィークポイントを改善するため、今治市菊間町の瓦製造会社五社が出資する原料土配合会社・菊間粘土瓦産業と県窯業試験場が共同研究し、配合土に今治産花こう岩砂を加えることで耐寒性を飛躍的に向上させることに成功。今春から、二社が耐寒瓦の本格製造に乗り出した。
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菊間瓦は、原材料に地元の五味土と香川産の讃岐土など配合し、1,000~1,020度で焼成される。独特のいぶし銀の美しい光沢が特徴で高級瓦として全国的に流通、住宅や神社仏閣などに使われている。しかし「山間地など寒冷地では凍結して割れやすい」との評価が建築業界で根強く、販路拡大のネックになっているという。

凍害は瓦にしみ込んだ水が凍って膨張し、ひび割れを起こすのが原因。従来品の吸水率は10~12%。1,060度以上の高温で焼き締めれば、吸水率は下がるが、ゆがみや収縮などの不良率が高まり、特有の美しい光沢が失われてしまう恐れがある。

共同研究では、花こう岩砂が1,025度で融解する特性に着目。原料土に13%以上配合することで、他原料の土と焼結し、給水率9~7%に抑えることに成功。曲げ強度も従来の約190キロから290キロ以上に強くなったという。

同試験場は、瓦を水に24時間浸した後、マイナス20度の冷却装置に24時間置く耐震試験を実施。従来品は最短6回、平均12回繰り返すとひびが入ったが、耐寒瓦は40~50回でも大丈夫だったという。

同試験場の管雅彦主任研究員は「従来の焼成温度に近いため良好な菊間瓦の光沢が維持されている。凍害と同様、海岸沿い家屋の塩害対策にも有効だ」としている。

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研究結果を受けて本格製造を始めた柚山瓦工業(同市菊間町佐方)の柚山一文社長(62)は「耐寒瓦づくりに20年以上取り組んできたが、やっと自信作ができた。住宅の瓦離れが進んでいるが、外観の美しさと性能を売りに菊間瓦の販路を広げたい」と話している。

<愛媛新聞 2006年5月15日(月)より>

 

 

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