『今回はかっこいい電気自動車を紹介します。』
こんにちは、アンクルハットです。今回はかっこいい電気自動車を紹介します。
毎年8月上旬に新潟県大潟村で「ワールド・グリーン・チャレンジ」というソーラーカーなどのクリーンエネルギーで走行する自動車の大会が開催されます。その主旨は、クリーンエネルギーの開発と活用を促進し、次代を担う若者たちに夢とロマンを、技術者たちに技術実験の場を提供しようというもので、情報は世界に発信されます。
アンクルハットの仲間たちもこの大会に参加しています。写真①と②は、玉川大学のそれぞれ「S-Mg concept」、「未来叶い」と名付けられた車両です。屋根の上に太陽電池のパネルが見えますね。実は、これらの車両は天候などに左右される太陽電池だけでなく、マグネシウム電池も搭載して夜間でも雨天でも安定的に走行することを可能にしたハイブリッド・ソーラーカーなのです。マグネシウム電池はバッテリーのように充電する時間が不要で、燃料となるマグネシウム材を交換するだけです。マグネシウムは、海洋資源から再生可能エネルギーで製錬し、発電後にリサイクルできる環境に優しいエネルギーキャリアとして活用できる可能性を持っています。
写真③は、東海大学の「Tokai Challenger」というソーラーカーです。昨年の大会で総合優勝しました。
マグネシウムに馴染みがない方々にエネルギーキャリアとしてのマグネシウムを理解していただくには、電気自動車が一番分かりやすい実例かと思います。性能を競い合い、技術を高めていく中で、マグネシウムをエネルギーキャリアとしたエネルギーの貯蔵、輸送、地産地消のための技術が磨かれています。
日本のもの作りの復活を心から願うアンクルハットでした。ではまたね。
(写真提供:玉川大学、東海大学)
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