閑居博士のひとりごと。 第38回 『ヤマモモについての話』

閑居博士のひとりごと。

ヤマモモについての話

 一度お話させていただいたかと思いますが、私は40年ほど前、植物を研究対象にしていたことがあります。植物の小断片をある植物ホルモンと培養してやると、もこもこと殖えだしてカルスと呼ばれる培養細胞になります。その培養細胞に植物にしか産生できない有用物質を作らせることができます。私の場合はイヌサフランという植物の培養細胞からコルヒチンという細胞分裂を阻害する、痛風の薬を作っていました。今思うとそれはそれなりに面白いテーマで、例えば、細胞分裂して殖えていく培養細胞がなぜ細胞分裂阻害剤を作り続けるのかなど興味深いものがあります。しかし、残念ながら、当時その面白さがわからなかった。私の興味は動物細胞にあり、研究対象も動物へと変わっていきました。

 そんな私が今植物研究とは言わないまでも、植物に興味を持って、研究のまねごとをやっている。不思議なものです。でも私が師匠と仰ぐ、人体解剖学の先生が、植物のことが大好きで執筆原稿には必ず植物の挿絵をお入れになるから、別段奇怪なことではないのかもしれません。

 今も言ったように、私がやっているのは研究という大それたものではありません。研究ではないけれども植物の何かが知りたいと思って動いています。

 樹木に興味があります。樹木には葉っぱに隠れて地味な小さな花を咲かせるものが多くあります。サカキ、マサキ、ネジキ、トベラなどあまり意識にはのぼらないけれども確かに咲いているというものがあります。そしてそれぞれには雄花と雌花があり、場合によっては雌雄異株だったりする。それらを見てみたい。また花が咲くならば果実もできるだろう。花、果実のサイクルを一年を通してみてみたい。それができたときの感動は一種の達成感に繋がっていくだろうと思います。

 私達の周りにはヤマモモが数多く植えられています。市民会館、瀬戸田小学校、平山郁夫美術館の一帯にも、なぜこんなにたくさんと思うぐらい植えられていて、今これを書いている6,7月頃、赤い実をたわわに実らせています。私の今年の一番の成果は、3月ヤマモモの雄花、雌花を観察してから結実までずっと時間を追って観察できたことです。

ヤマモモ

ヤマモモ

閑居博士のひとりごと。 第38回

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