閑居博士のひとりごと。 第63回 『園児の問いが教えてくれた「雑草」の本当の姿』

閑居博士のひとりごと。

自然界には雑草とよばれる植物たちがいます。🌿
畑、花壇、石垣の隙間などいたるところに生えています。🌱
雑草の定義はというと、「望まれないところに生える植物」です。🍃

いかなる雑草にも名前があります。🌼
「雑草という名の雑草はない」とも言います。🌸
知らず知らず、見逃している小さな白い花や青い花にも誰がつけたか名前がついています。💠

爪のような小さな花を咲かせるツメクサ、よく見るとアブラナの仲間で、白い十字架の花を咲かせているナズナなどなど、数え上げたらきりがありません。✨

知り合いの保育園の先生が言うには、花壇の手入れをしているところを園児が見ていると困るそうです。👀
大きなきれいなお花の傍らに咲いている小さな花の雑草を抜くとき、その子の「同じ花なのになぜ小さい花は抜いてしまうのか?」という疑問に対してうまく説明できないといいます。🤔
1つには子供が見ている低い視線では小さな花の姿は大人が見ているよりも大きく見えるのかもしれません。👶🌷
しかし、その園児の疑問はおとなが普段忘れている感性を呼び起こしてくれるものです。💖

ラルフ・ウオルド・エマーソンというアメリカの思想家の雑草の定義は次のようなものです。📖
「雑草とは、未だにその価値を見出されていない植物である」これもなるほどと思わせる定義です。🌿✨
医薬として、食品として、または見た目の美しい花としてなど、これからまだまだ価値の見いだされるべき植物はきっとたくさんあることでしょう。🌈

草木染という植物のもつ色素で布や糸を染めるという染色の技法があります。🧵
その領域では極めて多くの植物から抽出液を取り出して繊維を染めた人たちがいます。🎨
もちろん雑草の抽出液についても色素の探索がなされていて、どの植物では何色に染まるといったことが調べられています。🧪
その情報を含めて考えると、もしかしたら「未だにその価値を見出されていない雑草」というものは案外少ないのかもしれません。🌷💫


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クズ

ベニバナボロギク

閑居博士のひとりごと。 第63回

てくばり感謝祭。「ハクセンシオマネキ ごはんはどうやって食べるの?」講演会開催

てくばり感謝祭沢山のご来店ありがとうございました。😊

8年ぶりの開催となったてくばり感謝祭 おかげさまで、常連さんご新規さん含めて沢山のゲストの方がご来場をされ、アットホームな時間を、てくばり仲間のみんなとともに過ごすことができました。🏠

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